アメリタ老の日々

アメリカ暮しが長いリタイヤおじさんの暮らしぶりを紹介

電車に乗ってロングビーチへ



いつもはロングビーチへ行くには市バスを利用します。


45分かかりますけど、シニアだと片道25セント(約30円)で行きます。


そこを昨日はわざわざロサンゼルスダウンタウンまで行き、電車に乗って行きました。


電車好き暇人です。


LAダウンタウンまでは1時間、バスを2つ乗り継いで行きます。


その運賃は市バスで行く5倍


でも基本が安いから大したことなし。


で、ダウンタウンから出ているメトロロングビーチ行き電車、通称ブルー・ラインに乗りました。


ロングビーチ市内を走るブルー・ライン


ロサンゼルスで1990年にできた一番古いライトレールです。


35キロの行程を22駅で結んでいます。


ロサンゼルスロングビーチの市内は市街地路面電車の如く走り、その間は近郊電車のように専用路線を走ります。


この電車、驚くことに日本製なんです。


車内にちゃんと「KINKISHARYO(近畿車輛)」ってネームプレートが貼ってあるんです。


「KINKISHARYO」のネームプレート


大量の近畿車輛


「どーりで乗り心地いいんだ」と思うのは私一人でしょうか。


ロサンゼルスで電車のイメージは「電車に乗る」=「車を持っていない」=「貧乏人」=「犯罪に走る」と言った短絡的なものです。


でも、最近では「ガソリン代がかかる」=「車に乗らない」=「電車に乗る」=「賢い」と変わりつつあるんじゃないですか。


私の乗車経験からして怖い思いをしたことがありません。


日本で起きたような電車内での放火事件殺人事件は聞いたことがありません。


電車専用警察官が駅や電車内で警備をしている姿をよく見ます。


ホームに立つ鉄道警官


景色を見たり、携帯音楽を聴いたり、を読んだりできるので私は好きです。


バスト違って交通渋滞に巻き込まれることなく時間通り目的地に行けるので、電車は好きです。


残念なことに、座席ロマンス・シート式で日本の電車のようにロング・シートじゃないもんで、靴脱いで窓に向かって乗れないことです。


車内


(オマエ、その歳でまだやってんのか、と聞こえます)


そんなこんなで、快適にロングビーチに着きました。