ボヤくリチャード(日本旅行について)
「水曜日にコーヒーでも飲もう」とリチャードに電話しました。
彼と彼の奥さんとは月一ベースで近くのカフェでペーストリーとコーヒーの茶話会をします。
1月はなんだかんだでできませんでした。
そこで明後日となったわけです。
彼はハワイ生まれの日系3世。
歳は私より一回り上の84歳。
戦後、アメリカ空軍の一員として横田基地に駐屯した経験があります。
その後、デルタ航空に勤務し、リタイア後は航空会社に勤務していた特典を利用して、世界各国を旅行しています。
最近はもっぱら年2回の日本行きがとっても楽しいと言います。
「聞いてくれよ、5月に日本に行こうと予定していたらどうもダメそうなんだ。5月だぜ」と切り出しました。
「わかった、わかった、それは明後日会ったら聞くよ」と言いたがったが、先輩のお言葉、「ハイ、ハイ、聞きますよ」と言って年寄りの(私もだけど)の愚痴を電話で聞くことに。
「2年、日本行きを我慢してたんだから、もうそろそろいいだろうと思っていつもの代理店に電話したんだ。そしたら『状況が状況だけに難しいんじゃないか』て言うんだ。来週行くって言ってるんじゃないのに。なんでもアメリカ人の日本入国はとっても厳しく、日程表を日本領事館に提出して、ワクチン接種などの諸々の書類を提出してもらうって言うんだ。」
「まあ、仕方ないでしょう、こういう時期だから」って、言いたかったけど黙って続きを聞きました。
「そして、日本政府が検討してOKだったらビザを発行するそうだ。そしたら行けるってわけだ。オレの場合、航空券が高いの安いの関係ないからいいけど、ホント、めんどくさいな。だから電話口嬢に言ってやったんだじゃ、『5月はやめだ。秋ならいいか?』と言ったら、冗談で『コロナに聞いてください』だって。コロナがいるなら連れて来いってんだ」
やっと終わりました。
「それで水曜の10時でいいの?」とダメ押しすると「ああ、いいよ」返事でした。
おそらく、水曜日会ってもまた同じこと聞かされんだろな、と思いました。
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