アメリタ老の日々

アメリカ暮しが長いリタイヤおじさんの暮らしぶりを紹介

高尚な今朝の朝食会



いつものメンバーがいつものコーヒーショップに今日も集合


今朝のコーヒーショップは意外と混んでいて、定席着けず


ブースの柔らかチェアーでなく硬いテーブルチェアーに座ることとなりました。


まずはコーヒーを注文して、それから朝食オーダー


各自好き勝手な朝食を頼みます。


私の番になって「えーと、ストロベリーワッフルと…」と言ったところで、サーバーのリンダさん、慌ててキッチンへ


てっきりストロベリー在庫があったかどうか見に行ったと思ったら、彼女、私の元に戻ると「あー、良かった。もうちょっとでトースト焦がすところだった」と。


私のワッフル注文で、注文された他の客のトーストを思い出したんですね。


続けて私は注文を告げました。


スクランブル・エッグとカリカリベーコンです。


それにフルーツも付けて。


注文した今朝の朝食(フルーツ忘れて後から持ってきました)


注文品が届くまでいつものように雑談


店内の大スクリーンテレビではサッカーのゲームが流れてました。


メンバーの一人が「オレ、どうもサッカーって好きになれないんだよな。スローテンポで点がなかなか入らないし」と愚痴りました。


それからがスポーツの話題に。


「その点、フットボール(アメリカン)アメリカ的って言うか、プレー前に毎回毎回作戦会議開いて、どう攻略するか決めて。男らしいって、言うんだな」と一人が。


バスケットボール躍動的かもしれないけど、ラスト2分観てりゃいいだけさ」と元アメリカン・フットボールをしていたケビンバスケ批判をしました。


女性の一人が「今、オリンピックしているじゃない。私、フィギュアスケート観たわ」と言いました。


するとすかさずケビンが「オレはオリンピックなんか観ない!だって中国でやってるんだもの。外交ボイコットじゃないけど、オレもボイコットしてる」と。


寒さ嫌いの私は「観てるだけで寒そうなので、観てない」と言うと「そうだ、そうだ」の返事。


メンバーの数人がオリンピックを観ているだけで、あとは無関心のようです。


アメリカで開催されているならまだしも、遠い中国ということで。


で、話題はここ数日の好天気について変わりました。


我々も天候についてはよく話をします。


農耕民族だからとか、狩猟民族だからとか、全く関係ありません。


良い天気は誰だって好きです。


マイクが「あまりにも天気がいいんで、裏庭にデッキチェアー出して本読んでたよ。おかげで日に焼けたよ」と。


するとケビンが「本あんまり読まないオマエが本なんか読むから2月と言うのに夏のような天気になるんだ」と皮肉を言いました。


「ところで何読んでんだ?」と聞くと「1970年代ロックシンガーの話さ。本当にあった話なんだ」と概略を説明してくれました。


好戦的ケビンは「オレは今、戦記もんを読んでんだ。ベトナム戦争の話だ」と言うと、マイクは「オマエ、ベトナム戦にも行ってないくせに」と揶揄しました。


「オレはなマリーン(海兵隊)だぞ」とマイクが言うと「知ってるよ。もう聞き飽きた」とケビン。


あたかも二人が交戦し合う感じでした。


「結局は二人とも愛国者って言うこと」と私が仲に入って納めました。


もうその時はストロベリーの乗ったワッフルもスクランブルエッグもベーコンも無くなっていました。


「マイク、そのライ・ブレッド残すんか?オレに1枚くれよ」とケビンが休戦的な発言をし、今朝の朝食会無事終了しました。