お上りさん気分で見物
激しく車の行き交う通りの向こうは 1934年から始まる常設のファーマーズ・マーケット。
ファーマーズ・マーケット外観
近隣の農家が有機栽培の野菜を持ち寄って売ってると思うでしょう。
違います。
八百屋集団が普通の野菜を売っているところです。
また、八百屋以外に果物屋、肉屋などがあり、観光客を惹きつけているのが、食べ物や飲み物を売る店です。
それとメイド・イン・チャイナの小物を売るお土産店です。
観光客で大賑わい
ここの野菜も肉も品はいいんですが、観光客値段です。
周りにはいろいろな食べ物屋がありますが、人気なのはなぜかブラジルのシュラスコを売る店です。
以前は日本食(主に寿司)の店が1店ありましたが、今はありません。
家賃と利権が高くやっていけないのです。
中華2店は頑張って営業を続けています。
ここではアメリカ人の喜びどうコーンビーフ・サンドイッチが人気です。
肉を切り分けて作るサンドイッチ屋
今じゃ16ドルもすると言うから驚きです。
各食べ物屋、スーパーボウルの観戦者も多く来ていて、それぞれ好きなものを食べていました。
時計台もスーパーボウル
私はインターネットのない時代、日本の最新情報を得るため、よく来たものです。
なぜって当時は日本からロサンゼルに到着すると真っ先に観光客が連れて来られた場所だからです。
私は50セントのコーヒー代を払って、日本人観光客の座っているテーブルに行って、「東京の天気は今日どうだったですか?」なんて声をかけたりしたもんです。
でも、日本人観光客、長旅の疲れと時差のために、このアメリカ的雰囲気を味わうより、居眠りの方が優先してしまいます。
また食べ物屋で売っているものの注文方法などもわからず、けっきょく、八百屋前で機械が絞っているオレンジ・ジュースを味わうのが精一杯です。
本当はこのファーマーズ・マーケットに隣接した「ザ・グローブ(The Grove)」というハイ・エンドなショッピング・センターが日本では見られないので一見した方が良いと思うんですが。
この「ザ・グローブ(The Grove)」については次回紹介します。
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