ケビンからメールがあって「ランチ、行く？」と言ってきました。

何の予定もない私は「行く」と返信。

11時半に迎えに来ました。

前回のダウンタウン・ランチ同様マイクも一緒に。

車に乗るや否や「で、どこ行くの？」と聞いたら、「オリベラ・ストリートのタキートス食いに行くんだ」とケビン。

前回行った「フェリップス」（「昔　悪ガキ（たぶん）3人　LAに行く」参照）の近くのロサンゼルス市発祥の地、オリベラ・ストリートにあるメキシコ料理店に行くと言います。

2人の奥さんは女同士のミーティングであぶれた男2人というわけ。

で、30分のドライブでLAダウンタウン端にあるオリベラ・ストリートに到着。

ちゃっかり前回行った「フェリップス」の無料駐車場に駐車。

３ブロックくらい離れてるんだけど、オリベラ・ストリートの駐車場は10ドルもするから。

オリベラ・ストリートにはお土産小屋が狭い路地に無数あって、その所々にメキシコ料理（と言ってもタコスなどのストリート・フード）が。

ちゃんとテーブルと椅子のレストランレストランしたところもあるんですが、3人ともリタイアの身、スタンド形式のところへ。

グラグラする小さなテーブルと長椅子に座って、注文品を待ちます。

と言うと聞こえが良いかもしれませんが、ペーパープレートに乗ったタキートスが運ばれてきました。

タキートスはスペイン語で小さいタコスのことで、トルティーヤで具を巻いてから、油で揚げてあるもの。

無造作に千切りにされたレタスと慰め的についてるビーンズの間にグカモーレ（アボカドでできたソース）のかかった3本の葉巻状のタキートスです。

タキートスとレタスとビーンズ

フィンガー・フードと言って指で簡単に食べられるもので、リタイヤの私としてはちょうど良い量です。

だからあっという間に食べ終わりました。

長椅子でお尻も痛いので、ケビンもマイクもすぐに立ち上がりました。

頻尿の3人はすぐに公衆トイレでさっぱり。

子供よろしくケビンが駄菓子スタンドでチュロスを買って、みんなで食べながらお土産小屋を冷やかします。

チュロスを食べるケビン

「小学校の頃、家族でよく中華街にチャイニーズを食べにきた帰り、オリベラ・ストリートでチュロス食べたもんだ」と懐かしがるケビン。

オリベラ・ストリートと中華街は隣り合わせなんです。

「次回の遠足はどこにしよう？」とケビンがマイクと私に聞きます。

「次は私の詳しいハリウッドにある『ピンクス』でどう？」と私が言うと、残り2人が「OK」と言いました。

「ピンクス」は有名なホットドッグ・スタンドです。

私たち3人は一人10ドルもしない食べ物のために30分も車を運転して食べに行くんです。

女性陣がいない隙を狙って、男3人が安くておいしい、ジャンク・フードを求め遠足をします。