修理にまつわる2つの話題
私の趣味は”どこへでも散歩”。
3種の神器を携えて。
それはサングラス、ステッキと革靴です。
サングラスは日差しの強い南カリフォルニアでは外出時必需品です。
ステッキは私にとっては相棒なので必ず外出時には持って出ます(「”相棒”は4代目(あっ、歩くときに使うんステッキの話)」参照)。
さて革靴なんですが、スニーカーでもいいんじゃないの、と言う人もいると思うんですが、私のようなヘビーウォーカーでちょっと特殊な歩き方の人は布製のスニーカーだとすぐに爪先に穴が空いてしまうんです。
当然、底も早く減ります。
だからそう簡単には穴の開かない、底の減らない靴となるわけです。
革靴と言っても、会社に履いていくような硬い革靴じゃありません。
このような革靴です
さて、散歩に出かけようとした昨日の朝、革靴の左足つま先がだいぶ減っているじゃありませんか。
もうすぐで、外からつま先が見えそうです。
「こりゃ、いかん」と言うことで靴屋さんに修理に出すことに。
もう何度もこの靴屋さん(修理専門店)に靴を持って行って底を張り替えてもらっています。
靴屋さんは「底全体だと80ドルだね。つま先だけだと35ドル。どっちにする?」と言うので、当然安い35ドルの方。
側にいたおせっかいおばちゃんが「そんなに大事な靴なの?35ドルも出すんなら新しく買い換えたら?」と余計なことを言います。
左足のつま先だけ減ってるんで、まだそこだけを張り替えれば十分履けます。
「おじさん、つま先だけでいいよ」と行って靴を預けました。
私はミニマリストではありませんが、極力余分なものは持たないようにしています。
ものが増えても、お気に入りのものばかりを使う傾向があるから。
で、靴も散歩用革靴は2足のみ。
それを使い回しています。
あて、違う革靴を履いて散歩に出かけよう、とサングラスをかけようとしたら、サングラス(サングラス専用でなく室内でもかけられる偏光レンズのもの)のつる(テンプル)のプラスチックがなくなっているではありませんか。
このような偏光レンズ付きメガネです
これじゃ、耳にかけることができないので早速修理することに。
散歩がメガネ修理にと変更になりました。
この偏光レンズ付きメガネを作ったのは家から1時間ほどかかるサンペドロ(「ロサンゼルス最南端に行く」参照)の眼科医。
バスを乗り継ぎ行って来ました。
預けて数日後に何らか(修理可能か不可か)の連絡をするとのことでした。
バスももうちょっとで自宅近くに着く間際に携帯電話が鳴りました。
「修理済んだので取りに来てください」と眼科医のメガネ部門からです。
「そりゃないでしょう?もう家近くなんで。また行けってこと」と腹の中は煮えたぐりました。
「2日かかるって言ったじゃん」「担当者に会って話しさせないで、メガネだけ置いてけって言うからそうしただけなのに」とブツブツ。
気を鎮めて「明日午前中に取りに行きますから。それで修理代はいくら?」って聞いたら「無料です」の返事。
「そりゃそうだろう。縁なしなのに10万円近く払ったメガネだし、1時間もかけて持って行ったんだし、当然だよ」と内心気持ちが穏やかになりました。
3種の神器のうちステッキだけは修理の必要性は今のところありません。
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