雨が降ったら大問題(相当深刻ですよ)
「ロサンゼルスは雨が少なく快適に過ごせる」と観光案内書には書かれていますが、12月から2月にかけて雨が多く降ります。
と言っても100ミリ前後かな。
ロサンゼルスに雨が降ると、車で1時間半くらい行った砂漠地帯(ハイ・デザートと呼びます)は大雪といったことが多々あります。
今日は雨。
でも私の住んでいる地域ではあまり日本のようなザアザア降りっていうことは滅多にありません。
ロサンゼルスは結構広域地帯を言います。
山間部もあるし砂漠地帯もあるって言うことです。
だから雨の天気予報が出ると大騒ぎ、って言っては失礼だけど、テレビでは入念に予報や状況を伝えます。
テレビの天気予報
日本の比ではありません。
いろいろな予報や警報が関係機関から発せられます。
理由があるんですね。
異常乾燥注意報は頻繁に出ます。
山火事を警戒してです。
低温注意報は農業に従事している人たちへ出ます。
ロサンゼルス近郊(中央カリフォルニアから南カリフォルニアにかけて)は農作物の産地だからです。
そしてよく出るのが山間部や山麓地帯に「大雨注意報」です。
雨量としたら日本の人が笑ってしまうような物ですが、少しの雨降りで大事に至るからです。
夏など(日本のようにはっきりとした季節感はありませんが)に山火事が発生して、禿山となります。
そのところに雨が降ると土石流が発生するのです。
土石流を伝えるニュース
しょっちゅう山麓の人家を土石流が襲い、大なり小なりの被害をもたらします。
だからテレビでの予報や天気に関する報道が増えるのです。
被害に遭う前に避難を呼びかけます。
日本のような台風がなく、その心配はありませんが大雨、山火事の心配があります。
自然災害って怖いですね。
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