進んでいるようで進んでいないアメリカ
コンピューターや電気自動車、アメリカの躍進には目を見張るものがあります。
ショッピングモールに行けばビットコインの両替機(ドルからビットコインに)があったり、もう5年前くらいから水素ガス・ステーションや電気自動車充電スタンドがあったり。
ビットコイン両替機
水素ガス・ステーション
電気自動車充電スタンド
恐らく利用する人がいるから設置されているんでしょう。
でも、あらゆるもので日本より進んでいると思ったら大違い。
何億円するベバリーヒルズの豪邸でもウォッシュレットでお尻を洗浄するのではなく、ふつーのトイレ。
トイレットペーパー業界保護なのかアメリカ人は紙でお尻を拭くのが好きなのか。
そう言えば、15年ほど前、日本人の知人が「QRコードを企業案内に印刷しよう」と言いました。
当時アメリカではあの変な四角の模様なんだか知らない人ばかりでした。
やっとここ5年ほどでアメリカにも浸透してきましたが。
日本のコンビニは大変優れていると聞きます。
商品の品揃えはもちろん、各種公共料金の払い込みやその他のサービスが充実していますよね。
こちらのコンビニはというと、やっと満足いく商品陳列になってきましたが(特に飲料)、公共機関への支払いは各所専門機関へ、と言った具合。
せいぜい出来てファックス送信とかコピーとか。
支払いなどお金に関することはどーぞ銀行へ、と言った具合です。
で、銀行はというと、そう簡単にどこへでもという具合にはいきません。
各銀行、各州、システムや法律など(おそらく)が違うので統一されていないんですね。
最後に面白い例は列車に乗車する時のことです。
日本の新幹線の場合はコンピューター発券で、シートもコンピューターで振り分けられていますよね。
車掌も手持ちのコンピューターで「乗車券拝見」となっています。
でもアメリカのAmtrakではいちいち乗車券と手持ちの座席表と確認して、小さな色分けされた紙切れに行き先(3文字の暗号)を書いて座席棚のスリットに挟んで行くんです。
結構原始的なことしてます。
ま、いろいろわけあって最新式に出来ないのでしょう。
全てアメリカは進んでいると思ったら大間違いです。
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