アメリタ老の日々

アメリカ暮しが長いリタイヤおじさんの暮らしぶりを紹介

困窮する日本人老女(大変な事です)



ランチをしていたら友人で不動産屋チャーリー(「早速新年会」参照)から電話がありました。


彼はいつもとは違い深刻な声で「助けてほしいんだ。ボクじゃないけど。ボクの昔のクライアントの84歳になる日本人おばあさんのことなんだ」と話を始めました。


日本からだけの少額年金生活者で現在経済的にとっても切迫しているらしいのです。


身よりもアメリカにはいないとのことらしい。


チャーリーが私に求めてきたことは彼女の話を専門的に聞いてくれて、適切な助言を与えられる日本語援助機関紹介してほしいと言うことでした。


私の脳裏にはそのような情報にうといので即答はできず、私の日本人ネットワーク(と言っても2人だけ)を駆使して後日電話をする、と言ってチャーリーからの電話を切りました。


気の優しい親切なチャーリーが自分ごとのように電話してきたわけはその老女自死まで考えているかららしいです。


ただ事ではありません。


早速、私は知人2人に電話をかけ、日本語ソーシャルワーカー的機関を知っているか、と尋ねました。


そうすると折り返し連絡が入り、ロサンゼルスに日本人の困った問題の相談に乗ってくれる機関がある、との朗報をくれました。


一昔前だったら日本人の家には誰しも日本人向けロサンゼルス生活情報誌(電話帳のようなもの)を持っていたのですが、今ではそれに類似したものはなくインターネット情報のみとなってしまいました。


老女の詳細を知りませんが、チャーリーにとにかくリトル東京サービスセンター日系ヘルプライン連絡をとるようにと電話番号を伝えました。


高齢で、異国の地生活していくのは並大抵ではありません。


私のようにアメリカ政府から年金を受け、健康的にはまあまあだし、今のところ安泰に毎日を送っています。


いつ、老女のような状況に陥るかわかりません。


老女のように身寄りもないお金もない仕事もない(高齢だから当たり前です)、英語もにも不自由(リーガル的な面で)、健康にも不安を感じる、親しい友だちもいない、では本当にお先真っ暗です。


「日本に帰ったら」と事情を知らない私には無責任なことも言えません。


専門家(のような)を紹介してあげると言う微力援助しかできません。


とにかく、私にできることはしてあげたいと思っています。


だって同胞ですもの