日本から韓国へ(アメリカの自動車遍歴です)
アメリカ生活で車はなくてはならないもの(って言っておきながら、私はテクテク派)。
生活の一部となっています。
夫婦と成人子ども3人の5人家族では5台持っているということになります。
レギュラー・ガソリンがリッターあたり140円のカリフォルニア州(全米一高値)でも車は手放せないと言った具合です。
最近、街行く車を見ていると以前とは違った傾向が見られます。
私がアメリカに来た当初(1960年代後半)、日本車は皆無でした。
パワーのある、バカでかいアメ車ばかりでした。
そして、徐々に外国から(ドイツなど)輸入車が出回るようになって、日本車が幅を利かせるようになりました。
特に日本に近いカリフォルニアでは日本車だらけ。
日本車の間にアメ車チラホラと言う光景でした。
ところが、最近、日本車の間に韓国車チラホラ、じゃなくて韓国車の間に日本車チラホラになったと言っても過言ではないでしょう。
ドラッグストアの駐車場には「現代」車がズラリ
なぜかって?
ズバリ安いからです。
現代テクノロジーを駆使し、高性能、安価、模倣で市場を徐々に浸透してきているのです。
利用者は古いものより新品、高いものより安いもの、旧式より利便性の良いもの、と移ってきたんです。
そこを狙ってか知りませんが、車の販売に購入者有利の低金利(もしくは0金利)、ローンの長期化(5〜6年は常識)、点検無料または長期保証とあの手この手。
それを求める人は性能やらどこのメーカーだろうが気にしません。
”新車”が乗れればそれでいい、です。
だから韓国車は黒人やメキシコなどのラテン系に人気です。
方や市場優位に保っていた日本車はインテリ層にいまだ強い人気があります。
決して韓国車がだめな車とは言っていません。
デザインも垢抜けているし、性能も日本のノックダウン製造の時からだいぶ経ち良くなっています。
アメ車はと言うとひっそりと日本車、韓国車に似せたデザイン、性能で頑張っています。
「トヨタ」、「ニッサン」から「キア」「現代」のエンブレムが目につくようになった昨今です。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。