アメリタ老の日々

アメリカ暮しが長いリタイヤおじさんの暮らしぶりを紹介

これ何だかわかります?


スキッドマークです。


よく車が急ブレーキかけた時にできるタイヤが道路に残すです。


写真のマークは事故後のものではありません。


なぜかって、明らかに故意的にできたものだからです。


事故でこんなに芸術的(?)なマークはできないからです。


では、一体誰がつけたものでしょう?


以前は“ホンダ小僧”と呼んでいた連中です。


高校生とか大学生とか、どんな年頃の車好きです。


昔は彼らは経済的にも手に入れることのできる車、特に日本車、その中でも高性能人気の車だったからです。


交通量少ないところ、特に、出没して、技量や車の性能競っているんです。


私が散歩して通る、全く交通量の少ない2レーン道路(長さ800メートルほど、幅2車線と路肩駐車可)


これをアメリカでは”ストリート・レーシング”と言っています。


当然、こんな行為は道路が混んでいようが閑散だろうがしてはいけません


完全な道交法違反です。


車が集まって勝手に競技会を夜な夜なしている感じです。


これが今、大問題になっています。


若者が夜、格好の場所を見つけて集まります。


運転者だけでなく、同乗者や、”ストリート・レーシング見物人がどんちゃん騒ぎの中、”ストリート・レーシング”をするのです。


ストリート・レーシング”では頻繁に運転ミスによる事故が起こり死者がや怪我人が出たりします。


また、事故のトバッチリを見物人が受けたりします。


州議会ではカリフォルニア州内でのいかなる公道で”ストリート・レーシング”を行うことを禁じる法律制定しました。


ロサンゼルスの隣の市、グレンデール市警察ヘリコプターに夜間でも”ストリート・レーシング”判別できる特殊カメラを搭載し、取り締まっています。


運転技量や車の性能を試しかったら私設サーキット施設で行えば良いのです。


でも、彼らにはその経済力もないため、”ストリート・レーシング”を夜間に行なっているのです。


事故を起こして、その危険性を知る前に、止めることを望みます。