例の如くメリアンさんがちょっと遅れてきました。
旦那さんのマイクは知人と朝食の約束があって欠席です。
その代わりと言っってはなんですが、床屋のギルが久ぶりに顔を出しました。
海兵隊出身の彼は82歳とは見えない元気さですが、額と腕に擦り傷があるではないですか。
メリアンさんが「どうしたの、その傷は?」と聞くと、ギルが「実はね、梯子から落ちたんだ。そんな高い段からじゃないからこの程度の傷ですんだ」と説明しました。
「5、60の人じゃないんだから、梯子仕事なんかしちゃだめよ」とルアンさんが心配すると、ギルが「梯子使って調べごとしてたんだ。隣の家から大量の水が入って来るもんで、どうしてかと。地盤が水でぬかるみになってたんだ。そんなもんで梯子がずれてしまったんだな」と。
ケビンが水流入の原因を聞くと。隣の家の裏庭のスプリンクラーが壊れて大量に水が溢れ出ただよ」とギルが原因を説明してくれた。
私が「隣の家の人は水漏れ気が付いてたの?」と聞くと「隣の人ちょうどシャワーを浴びててる最中で全く気がつかなかったんだと」と憤慨していた様子。
本当に大事に至らなくて良かったこと。
だって、同じような怪我事故、朝食会のメンバーじゃないけど、お互いの知人にあったから。
その彼は腕を骨折したらしいです。
陰気な話題はやめにしてガソリン高騰に話が進みました。
リタイア連中の知識はけっこう広いもの(?)。
ガソリンから電気自動車におはちが回ってきました。
我々はけっこう保守的人間で電気自動車に懐疑的です。
なにせ人生のほとんどをガソリン車に乗って生きてきた人ですから。
廃ガス規制や電気自動車、CO2問題はついこの間から発生した問題です。
「ハイウェイ走行中、バッテリー切れになったらどうすんのよ?」
「家庭で充電する場合、電源けっこう食うんだそうな」
「家庭の電気代バカんならないじゃないも?」
とか、挙句は「使用済みのバッテリー、どうすんの?海に捨てんの?」と言う始末。
中国嫌いのケビンが「中国の沖合に世界中の使用済みバッテリー捨てればいいんだ。だって中国が一手に作ってんだから」t。
お後がよろしいようで今朝の朝食会は幕を閉じました。