ロサンゼルスより怖いサンタモニカ
日本のマスコミではロサンゼルスは怖い都市と言っているようですが、そんなことはありません。
3月8日、FBI(連邦捜査局)が全米230都市の犯罪率についての調査結果を発表しました。
驚くなかれロサンゼルスは230都市のうちで200位ちょうどでした。
殺人などの重犯罪や窃盗などの比較的軽い盗難の人口1000人当たりの発生率を調べたものです。
意外や意外、FBIの調査によると、あの桜田淳子が1979年に「来て 来て 来て 来て サンタモニカ」と歌ったサンタモニカ市がカリフォルニア州で犯罪が多い危険な都市と発表されました。
重犯罪も小さな窃盗事件も結構多く、人口1000人につき約50件近くあるそうです。
南カリフォルニアは北カリフォルニア(サンフランシスコ方面)と比べると犯罪発生率は高くないそうです。
しかし、私の住んでいる市から東に2つ離れたコンプトン市や東に1時間半ほど行ったサンバナディーノ市は犯罪の多い都市して知られています。
このパンデミックの世の中、今までさほど危険ではないと思われていたビバリーヒルズ市、カルバーシティー市(LA西部サンタモニカ市の隣)やウエストハリウッド市(ビバリーヒルズ市の東隣)に窃盗事件が多発しているので、注意をするように、とFBIでは言っています。
白昼、ビバリーヒルズ市のロデオ・ドライブ近くの貴金属店では数人の窃盗団がハンマーなどでショウウインドウなどを叩き壊し、展示してあった高級腕時計や貴金属を盗んでいったという事件(これを”スマッシュ&グラブ”窃盗事件と言います)がありました。
もう、どこにも安全なところがないと言った感じです。
ちなみにカリフォルニア州で一番犯罪率の多い都市はサンフランシスコ市郊外にあるオークランド市だそうです。
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