アメリタ老の日々

アメリカ暮しが長いリタイヤおじさんの暮らしぶりを紹介

気になる日本の英語



日本人にとってはどうでも良いのでしょうが、英語圏で暮らしている私には日本人の使う英語気になることがあります。


日常、アメリカでは使われていない単語日本では公然に使われていることは以前お話ししました(「英語学習法(難しくなんかありません)」参照)。


そのほかにどうも気になってしまうのが発音というかイントネーションアクセントです。


中学校の頃から英語を学び単語のスペル発音意味勉強して来ました。


はっきりとイントネーション(すなわちアクセント)をつけることを教わりました。


しかし、日常の日本語会話の中で使われている英語単語(それが頻繁で)が、全く英語圏で話されているイントネーション違うことです。


ほとんどの単語に抑揚がなく平ら発音されていることです。


最近聞いた単語で、ラジオアナウンサーが使っていた「party(パーティー)」という言葉です。


パーは平でも、ティは下がって発音するのが普通です。


それなのにそのアナウンサー全部平にパーティーと発音したのです。


単語「club(クラブ)」にもみられるように部活の場合はきちんと言うのに、ディスコを踊るような場所の「club」は平坦に抑揚なしでいうのが普通になっています。


日本語の言葉でも同様なことが言えて「彼氏」のことを「かれし」と平坦に言うのが主流になっているようです。


日本語の「」「」「」など微妙なイントネーション違いがあり、その区別がないと意味が正しく伝わらないことがあります。


英語も同じ、もしくは今でも厳正イントネーションを正しく使われている言葉と思います。


また、イントネーション同様カタカナ語の省略の多さです。


ときには理解苦しむものもあります。


私も若者ウケ狙ってか、日本で使われている言葉をよく使います


例えば「クレカ(クレジットカード)」とか「モラハラ(モラルハラスメント)」とか。


英語圏の世界では日本で使われているカタカナ語の省略は全く理解されませんから気をつけてください。


恐らくメディアが正しく書くと文字数が多く、長ったらしくなるので作り出した言葉でしょうが、国外では認知されていません


正しく知っていて使用するのであれば、問題がないでしょうが、それが言葉としか知らない人はとんだ大恥を書くこともあるでしょう。


頭字語もその一つで、あるとき日本からの旅行者が「UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)」のことを「ウクラって何ですか?」と聞いて来たことや全米宅配便会社の「UPS」を「ウップス」と呼んでいた学生もいましたっけ。


アメリカじゃ「ユーフォー」と言ってもピンとこない人がいるのできちんと「ユー・エフ・オー」と言わないと意味通じないことがあります。


このように、確かに言葉は時代と共に変化して行ってもいいのですが、根本正しく知っていないと恥を書くこともあるので十分気をつけたほうが良いと思います。