水鳥も日向ぼっこ
今日もまた25度を超える天気です。
東京では雪が降る降らないと騒がれているのに。
どうも、お天気狂ってしまってるみたいです。
暖かいと言っても、日本の夏の暑さと違って、汗は全くかきません。
だから、汗を拭き拭き、という姿はありません。
人間、面白いもので、暑くなると水を恋しがります。
先週は海に行ったので、今回は池に。
バスに乗り、隣の市にあるロサンゼルス郡が運営する「アランドラ公園(Alondora Park)」に行ってきました。
アランドラ公園(Alondra Park)表札
この公園は私の家近くにある公園と同じくらいの広さですが、池付き、ゴルフ場付き、プール付き、スケボー・リンク付き、とちょっと豪華版。
池にはたくさんの水鳥がいます。
数えたことないですが数百匹はいるんじゃないですか。
池中央にはけっこうな大きさの島まであって。
アランドラ公園の池
今日の水鳥は水鳥のはずが陸鳥でした。
暑いから水の中にいたら良いのに、と思うけど「人間の半身浴とおんなじで、上半分は上に出てて、一向に涼まないから」と言っているようでした。
水鳥は陸の上で何をしてるのかと言うと、人間に餌をねだるか、羽休みです。
餌をあげてる人もいましたが、条例によると水鳥(ばかりでなくリスなどの小動物に)に餌をあげてはいけないと、禁止されてます。
学術的に言いますと生態系が崩れてしまうからで、市の仕事的に言いますと、掃除が大変だからです。
これが本音と思うんですが。
水鳥を見ていて気がついたんですが、私たちが思っている水鳥の概念を壊すのがいるんです。
それはアビ、アメリカではルーン(loon)とよばれている一種の水潜りの水鳥です。
アビの足に注目
彼らの足を見ますと足ひれがないんです!
カッパにだってあるのに。
池にいる水鳥の足をくまなく見てしまいました。
カナダ・グースにもアヒルにも。
カナダ・グース
ブラウン・チャイニーズ・ギース(多分)にだって。
ブラウン・チャイニーズ・ギース
サーファーだってつけてるんですよ。
アビが「わしら、競泳選手とちゃう、潜り専門だから、あんなのいらん」と言っていました。
「あんな足で陸を歩きにくいだろうが」と他の水鳥の心配を、してないだろうな。
水鳥は池の中でも木陰を狙い、陸に上っても木の下、それも木陰に集中して羽を休んでいました。
木陰に群がる水鳥
人間はせっせとパラソルなんかさしてゴルフクラブをブン回していました。
ゴルフをいそしむ人間ども
水鳥は「ごくろうさん」と言ってるかのようでした。
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