試合よりCMの方がずっと面白かった
もう1年も前から大騒ぎしていたスーパーボウルが終わりました。
23対20の僅少差でオハイオ州チンチナチ市から来たベンガルズを敗り、ロサンゼルス・ラムズが優勝。
地元、ロサンゼルス・ラムズは55億ドル(6000億円)もかけて作ったSoFiスタジアムでやっとこ優勝することができました。
ラムズのスタフォード選手とベンガルズのバロウ選手
プロ・フットボール・ファンでもそうでない人も試合内容にはがっかりしました。
もうちょっとアクションのある試合を期待していたんですが、とってもつまらない内容に感じたのは私だけでしょうか。
パスすればインターセプトされるし、クォーターバックはサック(狙われて押し潰されること)されるしで、チャンピオンシップ試合と思われないものでした。
(厳しい評価だ、とファンには言われるかもしれませんが、実感です)
初めから終わりまでテレビ中継を観ていた私は、試合よりもハーフタイムに行われたショウと試合中流れたCMの方がよっぽど面白く感じました。
ハーフタイムではラッパーのケンドリック・ラマー、エミネム、ドクター・ドレ、スヌープ・ドッグ、シンガーのメリー・J・ブラージが素晴らしいショウを見せました。
ハーフタイムで歌うドクター・ドレ(左)とスヌープ・ドッグ(右)
スタジアムがあるイングルウッドは比較的黒人の多く住む市。
そんな地の利もあってか観客に随分受けました。
(ケンドリック・ラマーだけが白人ラッパー)
バックグラウンドのダンサーたちも黒人がほとんどで、見ていて凄さを感じる連踊でした。
CMは30秒のもので650万ドルですから1秒2億5千万円する勘定になります。
なにせ1億1700万人がスーパーボウル(テレビを)を観るんですから。
フットボールの人気の度合いがわかるでしょう。
ビューアーのうちの2/3がゲームよりCMを観るというのも納得です。
CMをする会社は大手がほとんどですが、そのお金のかけようったら半端じゃありません。
日本の企業、楽天、も負けじと女優、ハンナ・ワディンハムを起用して、キャッシュ・バックを宣伝してました。
マクドナルドもカニエ・ウエストという大物を使ったりしてました。
普段観られないCMを恐らく14億本の手羽先が食べられ、300万キロのアボカドがポテトチップスのディップとして使われたのですから驚きです。
そんなCMや数字の方がずっと面白かったです
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