アメリタ老の日々

アメリカ暮しが長いリタイヤおじさんの暮らしぶりを紹介

思い出のクリスマス(ロマンチックでした)

今でもはっきりと覚えています。


47年前クリスマスを。


ニューヨークに住んでいた時、クリスマス休暇と言うことでアラスカのアンカレッジに行きました。


真冬の極寒にアラスカに行くバカはいたでしょうか?


言われるのを承知で行きました。


理由は簡単です。


女性のためでした。


当時付き合っていた女性はルフトハンザ航空CA


日本人でしたがフランクフルトベースでした。


彼女のクリスマス時の北回り(当時は羽田からドイツ行きのちょっこく便はなく、アンカレッジ経由でした)スケジュールに合わせて、2日間のクリスマスのデートを試みたのです。


アンカレッジで1泊2日のスケジュールでデュッセルドルフ行く彼女をアンカレッジのホテルの1室で待ち受けたのです。


ホテルの外にはが淡々と降っていました。


四六時中、除雪車の音が聞こえました。


外を歩く女性の中にはミニスカートブーツ姿で寒さのために足を真っ赤にしている人がいました。


数ヶ月ぶりの出会いで(お互いスケジュールが合うことが難しく、デートより当時高価だった国際電話での会話でした)、部屋で食事をとり、早朝近くまで話し込みました(若かったものです)。


外気は氷点下でしたが室内はTシャツでもいられる暖房が効いていました。


曇った窓に指で「I LOVE YOU」と書いて、すぐかき消したことを覚えています。


彼女とは超遠距離恋愛だったためか、7年半の交際後、別れる羽目になってしまいました。


(”オマエの恋話なんか聞きたくないヮ”と聞こえますが、私は毎年この時期になるとアンカレッジでのクリスマス・デートを思い出します。ご清聴ありがとうございました)