アメリタ老の日々

アメリカ暮しが長いリタイヤおじさんの暮らしぶりを紹介

またまた新年会(じゃなく定年祝賀会)



友だちが定年を迎える歳となってきました。


去年の年末で知っているだけで2人がリタイア組になりました。


私はけっこう早くしてリタイア生活に突入したもので。


今日のランチ新年会も兼ねて12月をもってリタイアしたマーティーさん定年祝ってあげました。


彼は25年、私の住んでいる市の市営バス運転手でした。


彼との出会い5、6年前でしょうか。


よくバスに乗って散歩に出かけていたとき、 ちょっと足の不自由な私の乗り降りを親切丁寧気遣ってくれました。


別れた妻同様日系3世という関係からか親しみを覚え、彼の運転の時は、運転中話しかけてはいけないのですが、いろいろと世間話をしました。


私と同じように旅行が好きで、彼の訪れたことのあるアフリカのことなどをよく聞いたものです。


今日現れた彼はとってもラフな格好で、見慣れているユニフォーム姿の彼とはまるっきり違っていました。

バス運転手をリタイアしたマーティンさん(70)


仕事から解放されたのか、とっても若く見えました。


彼にとっては初めての「わだつみ」日本食レストランに招待しました。

一緒にリタイアを祝った「わだつみ」レストラン


彼は中トロ丼を注文し、私はアルバコア(ビンナガ)を食べました。

私が食べたアルバコア丼


25年間のバスドライバーの苦労話やアメリカの市営バスのシステムなどを興味深く聞きました。


ここ10年くらいから乗客が悪くなったそうです。


バス運転手は飛行機のキャプテン同様絶大な権限をもっていたそうですが、お客さま第一主義になって乗客へは何も言えなくなったと、嘆いていました。


本当に「ご苦労様でした」と言いたいです。


彼はこれから旅行をしたり、90過ぎになる施設に入居させたお父さんの世話にあたるそうです。


神経を使う、市民の命を守ってきた仕事からの解放です、どうかこれからはゆっくりと毎日健康に過ごしてもらいたいです。


話はつきませんでしたが、またの近々のランチ(私の友人は私を含めお酒を飲まない人ばかりなので)を約束して別れました。