路上生活者と警察
私の住んでいる市で路上生活者(ホームレスとも言いますね)を見ることは珍しいことです。
皆無と言うことではありませんが、時々見かけます。
ロサンゼルス市に行くと、こう言っちゃ失礼ですが至る所にいます。
だからそれなりに行政も手を打っているらしいですが、間に合わないのが現状です。
気候が温暖、雨の日も少ない、と言うわけで路上生活をするにはもってこいの地域らしいのです。
今日、散歩中、私の住んでいる市警察のパトカー(今、こちらではほとんどのパトカーがSUVになっています)が2台止まっていました。
側に警官4人がいて1人の路上生活者を路肩に座らせ尋問していました。
警官に取り囲まれている路上生活者
尋問されていた路上生活者は決して身なりは汚くなく、小ざっぱりとしていました。
私がなぜ警官に囲まれていたその人が路上生活者だとわかったのかと言うと、数メートル先にいわゆる彼の”家”が歩道に設置されていたからです。
路上生活者の”家”
いろいろな事情があって余儀なく路上で生活をしているのだと思います。
しかし、治安を維持する立場の警察にしては無断に路上に”家”を建てて、生活しては困るので取り締まっているのだと思います。
市が仮設の住宅を手当してあげるとか、路上生活に代替できる施設を紹介してあげれば良いのに、と思いました。
彼は一体、警官に連行されたのだろうか?
彼の”家”は取り壊されたのだろうか?
とにかく元気に日々を送られることを祈っています。
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