LAを300度見渡せる丘
ここ数日、真夏だった天気が崩れて、夕立が降るといった具合でした。
ですが、今日はよく晴れてまっ青な雲一つない空です。
散歩日和って言って良いでしょう。
それで、ロングビーチへと繰り出しました。
また海かよ、って言う人がいるかも知りませんが、ビーチではありません。
ロングビーチ・ダウンタウンから北へ30分くらい行ったところに小高い丘があります。
シグナル・ヒルズ(Signal Hills)と言う小さな市です。
人口1万人ほどでしょうか。
この丘、高さ100メートルほどで、丘のてっぺんにはヒルトップ公園があります。
シグナル・ヒルズのヒルトップ公園
見晴らしが良い日、ロサンゼルスが一望できます。
東にはロサンゼルス市隣のオレンジ郡の街や山が見えます。
オレンジ郡方面
西にはサンタモニカ方面とその山々が。
サンタモニカ方面
南はロングビーチ・ダウンタウンのビル群の向こうに海が輝いています。
ロングビーチ港の船たち
北の遠くにロサンゼルスのビル群と山々が見えます。
ロサンゼルス・ダウンタウン方面
望遠レンズで見ると
ロサンゼルスの広さがわかります。
この公園のすぐ北下にはアメリカ各地に飛行する飛行機が見えます。
ロングビーチ国際空港です。
ロングビーチ国際空港
また、丘周辺にはたくさんの石油を採掘しているポンプが見られます。
石油採掘ポンプ
このシグナル・ヒルズを有名にしたのは石油です。
1921年に石油が発見されると、この小さな町が有名になりました。
石油採掘像
当時、日に100万バレルの石油を排出したそうです。
最後にこのシグナル・ヒルズの名の由来についてお話ししましょう。
ここには白人がアメリカに来る前、原住民部族が住んでいて、他の部族との交信にこの丘を使ってのろしをあげていたそうです。
それでかこの市の約2割の住民がアメリカ原住民の子孫だそうです。
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