アメリタ老の日々

アメリカ暮しが長いリタイヤおじさんの暮らしぶりを紹介

マイクの行方(カラオケのマイクじゃありませんよ)



家から10分ほどのところに住んでるマイク新年の挨拶(そんなもんこちらにゃないですが)に行きました。


彼とは同じ職場の同僚っていうか、脳梗塞前の私の格好のテニスライバルでした。


もう彼もリタイアして5年になるんですね。


今日何しているかと思いきや、殊勝にも部屋掃除をしていました。


「お宅じゃ1週間遅れの元旦を迎えるのか?」と皮肉を言ってやると、「違うんだ、この家の売る準備してるんだ」との返事。


こういうことらしい。


彼の奥さんはいわゆる在日韓国人


すなわち日本語を喋り、日本で若い頃を過ごしてきました。


(彼女は在米30年ほど。マイクは70年ほど。あたりまえ)


奥さんがこの目指して日本に永久帰国したいんだそうだ。


マイクを連れて。


一人息子は現在南アフリカ旅行中で当分帰ってこないそうだ。


奥さんにはアメリカ生活が合わないのか、老後(もう老後なのに)の生活に不安を感じているのか。


「で、マイク、どうすんの?」って聞いたら「ついていくしきゃだろう」と軽い返事。


私は老後もずっとアメリカで住み国籍まで変えたのに。


なにか、九州・小倉に住む場所もあり、奥さんの兄弟もいるとか。


「オマエの歳で、これから日本に住むの難しいんじゃないの?」と言っても、フロアーに寝そべり解ってんのか解ってないんのか日本語テレビを観ています(彼と私はとってもくだけた関係)。

散歩スタイルのマイク


散歩するから、散歩しながら話そう」と着替えに部屋へ。

フロアーに寝そべって話をするマイク


身近の親しい友だちが日本行くなんて。


それも白人の彼が。


ま、行く間際になって気持ちが変わって「オレ、アメリカに残るワ」って言えばいいのだけれど。


恐らく言えないで強妻後についていくんだろうな。